皆さん、こんにちは。
政治団体「品川区民とつくる未来」の新井さとこです。
子どもたちが「今日の給食なにかな?」と笑顔で話す姿は、私たち大人にとっても嬉しいものですよね。栄養バランスの取れた温かい給食は、子どもたちの心と体の成長に欠かせない、学校生活の大切な時間です。
しかし、長引く物価高や予期せぬ収入の減少など、様々な理由から、その給食費の支払いが家計の大きな負担になっているご家庭が、この品川区にもいらっしゃいます。
「支払いが遅れていて、学校に申し訳ない…」
「子どものことだから、誰にも相談できない…」
もし今、あなたがそんな風に悩んでいるとしたら、それは決して特別なことではありません。そして何より、恥ずかしいことでは全くありません。大切なのは、利用できる制度をきちんと知り、一人で抱え込まずに声を上げることです。
品川区には、頼れる制度があります
結論から言うと、経済的な理由で給食費が払えない場合、品川区にはその費用を支援してくれる制度がちゃんとあります。
その中心となるのが「就学援助制度」です。
そもそも「就学援助制度」って?
これは、経済的な理由によりお子さんを小・中学校へ就学させることが難しいご家庭に対して、品川区が学用品費や給食費など、学校で必要な費用の一部を援助する制度です。
この制度を使えば、学校給食費の自己負担がなくなります。
就学援助制度のポイント
援助を受けられるのはどんな家庭?
主に、以下のようなご家庭が対象となります。
- 生活保護を受けているご家庭
- 世帯全員の所得が、定められた基準額を下回るご家庭
- 病気や失業、災害など、特別な事情で経済的に著しくお困りのご家庭
「うちは対象になるのかな?」と迷う方も多いと思いますが、「所得が基準より少しだけオーバーしている」という場合でも、ご家庭の状況によっては認められるケースもあります。
給食費以外に何が援助されるの?
この制度がカバーするのは給食費だけではありません。
- 学用品費や通学用品費
- 新入学用品費(小1・中1)
- 修学旅行費
- 校外活動費
- 医療費(トラコーマ、結膜炎、むし歯など、指定された学校病)
など、学校生活に関わる多くの費用が援助の対象となります。
どうやって申し込むの?
毎年、新学期が始まる頃に学校から案内プリントが配布されます。申請書に必要事項を記入し、学校に提出するのが基本の流れです。
一番大切なことは、申請は年度の途中でも随時受け付けているという点です。
「会社の業績が悪化して、お給料が急に減ってしまった」「病気で働けなくなった」など、年度の途中で家計が急変した場合でも、あきらめずに学校や教育委員会に相談してください。
ためらわずに、まずは相談を
子どものことだからこそ、経済的な問題を他人に話すのは勇気がいることだと思います。
しかし、支援制度は、すべての子どもたちが家庭環境に関わらず、安心して学校生活を送るための大切な権利です。
もし、制度の申請方法がよく分からない、自分が対象になるか不安、学校の先生には直接話しにくい…など、少しでもためらう気持ちがあれば、まず私、新井さとこにお声がけください。
秘密は必ず守ります。あなたのご家庭の状況を伺いながら、どうすれば良いか、一緒に考えさせていただきます。
大切な子どもたちの笑顔のために、どうか一人で悩まないでください。ご連絡をお待ちしています。
品川区民とつくる未来 代表 新井さとこ
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