こんにちは。政治団体「品川区民とつくる未来」代表のあ新井さとこです。
日本全体で高齢化が進む中、ここ品川区でも、多くの先輩方がいきいきと暮らしていらっしゃいます。その一方で、日々の活動の中で「親の介護、何から始めたらいいの?」「自分が年を重ねた時の生活が不安…」といった切実な声に耳を傾ける機会も少なくありません。
親のこと、そして自分自身の将来のこと。誰もが直面するこのテーマについて、「安心して歳を重ねられるまち・品川」の実現に向けた、私たちのまちの支援策を皆さんと共有したいと思います。
「困ったな」と思ったら、まずここへ!身近な総合相談窓口
介護や福祉と聞くと、「どこに相談すればいいのか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。そんな時のための、心強い最初のドアが品川区には用意されています。
それが**「地域包括支援センター(在宅介護支援センター)」**です。区内20か所に設置されており、まさに”地域のよろず相談所”。保健師や社会福祉士、介護のベテラン専門家などが、一人ひとりの状況を丁寧に伺い、必要なサービスや制度へと繋いでくれます。
ご本人だけでなく、ご家族からの相談も大歓迎です。「ちょっと気になる」という段階でも、ぜひ気軽に頼ってみてください。
「住み慣れた我が家で」を支える、きめ細かな在宅サービス
多くの方が願う「最期まで住み慣れた自宅で暮らしたい」という想い。その大切な願いを支えるため、品川区では介護保険サービスと、区独自のサービスを組み合わせて、手厚いサポートを行っています。
- 訪問サービス(ヘルパーさんなど): 食事や入浴のお手伝いから、お掃除、買い物代行まで、暮らしに寄り添ったサポートが受けられます。
- 通所サービス(デイサービスなど): 自宅にこもりがちになるのを防ぎ、他の方と交流しながら、食事やレクリエーション、機能訓練ができます。ご家族の負担軽減にも繋がりますね。
- 品川区独自の支援も充実: 紙おむつの宅配や、通院に便利な福祉タクシー券、訪問理美容サービスなど、介護保険だけではカバーしきれない「あったら嬉しい」サービスが揃っているのも、品川区の魅力だと感じています。
目指すは「健康寿命」!介護予防と生きがいづくり
大切なのは、ただ長生きすることではなく、いきいきと元気に過ごせる「健康寿命」を延ばしていくこと。そのための「介護予防」の取り組みにも、品川区は力を入れています。
私も時々、地域の方々と一緒に**「品川区介護予防体操」**に参加することがありますが、簡単な動きで、心も体もリフレッシュできます。(YouTubeでも見られます)
また、シルバーセンターでのお仕事や、NPO法人が主催する趣味の教室など、社会と繋がり、経験や知識を生かせる「生きがいづくり」の場が豊富なのも、品川区の素晴らしい点です。
「認知症になっても大丈夫」と思える社会へ
認知症は、誰にとっても身近な病気です。だからこそ、ご本人やご家族が孤立することなく、地域全体で支えていく視点が欠かせません。
品川区では、「もの忘れ相談医」の紹介や、認知症の方やご家族が集える「認知症カフェ」の運営、正しい知識を学ぶ「認知症サポーター養成講座」などを通じて、**「認知症になっても安心して暮らせるまち」**の実現を目指しています。
私も、こうした温かい支え合いの輪が、区内全域にもっと広がっていくべきだと強く感じています。
最後に
今回ご紹介したのは、品川区の支援のほんの一部です。これらの制度は、単なる仕組みではなく、その先にいる区民一人ひとりの尊厳ある暮らしを守るための、大切なセーフティネットです。
私、新井さとこも、「品川区民とつくる未来」の代表として、また一人の区民として、これからも皆さんの声を聴き、誰もがこのまちで安心して歳を重ねていけるよう、より良い支援体制の実現を行政に働きかけていきたいと考えています。
まずは、私たちのまちにある支援を知ることから。この記事が、そのきっかけとなれば嬉しいです。
品川区民とつくる未来 代表 新井さとこ
ご意見・ご相談はこちらから